ポリマー・プラスチックの分析

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品質管理

原材料や完成品の品質を化学的に検証します。

不良解析

製品不良の要因を化学的に究明します。

コントロールされた製品開発

製品の不良を避けるためには、適切な設計、正しい材料の選択、製造工程の最適化等が必要になります。最終製品の高い品質を保障するためにも、製品の開発過程において、材料の様々な特性について検討・評価することが重要です。

LUMOS II を使った顕微赤外分光分析により得られる情報は、製品開発を効果的にサポートします。たとえば、処理条件の違いによる材料の均一性に対する影響について測定できます。

さらに LUMOS II は、リバースエンジニアリングにおいても有用なツールで、既に市場にある製品の構造や材料の顕微分析が可能です。

  • プラスチックの製品の化学的特性の評価
  • リバースエンジニアリング
  • 多層ラミネートのケミカルマッピング
  • 不均一試料のケミカルマッピング

    LUMOS II を用いた顕微赤外分光分析により、プラスチック材料の組成を明らかにすることが可能です。マイクロメートルオーダーの空間分解能を活かしたマッピングにより、主成分であるポリマーや添加剤、充填剤など、着目する化学成分の分散状態をマップとして可視化することも可能です。

    LUMOS II によるケミカルマッピングの詳細は、こちらをご覧ください。

    包装材用多層ラミネートの分析

    包装用のフィルムには、内容物(例えば食品や医薬品)の品質を保護する目的で多層構造をもつものが数多くあります。たとえば酸素遮断性やUVブロック性を持つ材料を組み合わせることで、包装材全体に耐環境性能を付与しています。このようなポリマーフィルムの設計や製造は、複雑でコストのかかるプロセスですが、同時に製品そのものの品質に大きく影響します。顕微赤外分光法による分析は、多層構造を持つフィルムの各層についての知見を与えることから、品質管理は元より、不良が発生した際の解析ツールとしても非常に重要です。



    包装材料の不良解析についてのアプリケーションノート。


    さらに詳細な情報